話をするのが得意なほうではないので・・・
■ 話をするのが得意なほうではないので・・・
今日で11月も終わりですね。
第11回2級キャリア・コンサルティング技能検定の受験票も続々と届いているかと思います。
私も頂いている論述のアドバイスのメールを書いております。読むほうは一気に読めると思いますが、書くほうは結構何時間もかけて書いたりしております。それでも受検される方のお役に立てればと、粛々と書かせていただいております。セミナー受講者で届かない方、順番にお返事していますのでお待ちいただければと思います。
さて。
無料メルマガを先ほど送ったのですが、登録時のコメントでこういうメッセージを頂きました。
なぜ、このメッセージを取り上げたかと言うと二つあります。
1つは、話をするのが得意なほうが、いいコンサルタントとは限らないこと。
もちろん相談者の前で一言も話せないというのでは困りますが、キャリア・コンサルタントの役割は相談者の話を聞くことであり、特に最初の段階(初回面談=面接試験)ではキャリア・コンサルタントが話をし続ける場所ではないということです。
話が上手い人、話好きな人がいいというわけではありません。
試験も実務もそうですが、話好きなおばさんタイプで自分はキャリコンに向いていると言う方いらっしゃるのです。私の身近にもいるのですが、そういう方、相談者のお話は聞いておらず自分がしゃべっています。ご自身はむいていると思っていらっしゃるようですが、全く向いているとは思えません。(ご本人には言いませんが。)
この話、私の勉強会に出たことがある人で指摘されたことのある方、いらっしゃいますよね。耳が痛かったらすみません。
もう1つは、先ほどの話をするのが得意でないと言うこともそうですし、とっつきにくいタイプと言うのもそうですが、それはコンサルタント自身のことですよね。相手の方にとって、それでいいのでしょうか。
相手(相談者)の方のために、自分(コンサルタント)が何が出来るかではないでしょうか。
そこ、もう一度考えてみましょう。
キャリア・コンサルティングですからね。相手のために自分がなにが出来るか。そのときに自分はどうすべきかです。
この方にとって合格のためのハードルは、まずここにあるからこそ、そして超えて欲しいからこそ敢えて書きます。