必要な時に関係構築が出来ていますか?
『必要な時に関係構築が出来ていますか?』
2級キャリア・コンサルティング技能士受検対策講師 橋谷です。
ただいまこちらでは、関係構築強化月間中です。
関係構築は、標準キャリアコンサルタント資格の勉強、たとえば産業カウンセラー協会のキャリアコンサルタントとか、CDAとかGCDFとか、色々なキャリアコンサルタント資格をお金を出して講座に通って理論と実技を勉強して資格試験に合格すると、自分は出来ているとついつい思ってしまうわけです。
出来ていないとは言いません。
が、そもそも標準キャリア・コンサルタント試験で問われる関係構築と、2級キャリア・コンサルティング技能検定で問われる関係構築は違います。
だから、標準キャリア・コンサルタント試験に合格していると言っても関係構築が出来ているとは限らないのです。
そもそも、実技試験というのは試験内で出来ているかどうかを問うものです。たまたま標準キャリア・コンサルタント試験の中で出来たからといって常にできているというわけではありません。
この「常にできている」かどうかがポイントです。
もう少し言うと「常にできている」のは、24時間いつもではありません。「必要な時」に「常にできている」かどうかなのです。
(24時間、相手の方と関係構築が出来ているかどうか問われるとつらいです。。。。)
「必要な時」すなわち「キャリア・コンサルティングを行っている際」に、関係構築が出来ているかどうかです。
熟練レベルである2級キャリア・コンサルティング技能士には、必要な時=キャリア・コンサルティングを行っている間に、相手(相談者)の方と関係構築が出来ていることが求められています。
だから試験で問われるのですね。
たまたまできているのでは、必要な時に出来るかどうかわかりません。
関係構築が出来るかどうかわからないのでは、熟練レベルとは言えないのです。残念ながら。
関係構築は運を天に任せるのではなく、コンサルタントが意識して相手(相談者)の方と関係構築を作っていく必要があります。
関係構築は、キャリア・コンサルタントが意識して作っていくものなのです。←ココ大事!!
キャリア・コンサルタントが意識して自ら関係構築を作るということは、キャリア・コンサルタントが意識的に何かを行っていくということです。
必要な時に、どんな相談者とでも関係構築が出来るようにするためには、キャリア・コンサルタントが面談の中で何を行っていくかということが非常に大切です。
今日は
・関係構築は、なんとなく出来ているではダメ
・関係構築は、必要な時にキャリア・コンサルタントが意識して作っていく
この2点を、しっかりとおさえておいてくださいね。