繰り返しをひろう
■ 繰り返しをひろう
2級キャリア・コンサルティング技能士合格対策講師 橋谷です。
今日も東京は雨。だとおもったら天気予報では、ずっと雨の予報が続くんですね。
お出かけを取りやめて、今日は一日お家で過ごす方もいらっしゃるかもしれないので、よかったら論述試験の勉強も、やってみてくださいね。
国家検定2級キャリア・コンサルティング技能検定~過去問題の解説と受検の手引き~の185ページ上のほうに、
「何度も繰りかえす」
と書いてあります。
実際の面談でもそうですが、伝えたいことがあると、相手は何度も繰り返します。
繰り返し伝えていることは、相談者にとっては大切なことです。
過去問題を解くときに、問題を読んで回答を書いてしまいがちですが、ここをしっかりと意識します。
繰り返し伝えるときには、同じ言葉を何度も繰り返すこともありますが、似ている言葉で表す類義語や、ついになる言葉で表す対義語で、表されることもあります。これも、上の本に書いてあります。
問題に線を引いてみるのでもいいのですが、どれとどれが近いか、わかりにくいのと、数を把握するために、ここは書き出してみることをおすすめします。
たとえば、第2回の過去問題では、CL2と、CL4の2箇所に、「焦っている」という言葉があります。
また、CL3と、CL6に、「決めないといけない」、「決めておきたい」という言葉があります。
なにげなく、見過ごしがちな言葉の中に、相談者の訴えたいことが隠れている場合があります。
論述試験の過去問題を解くときには、 解答を書くのも大事ですが、問題文を注意深く見て、言葉を分析して読み取っていくことも必要なことだと私は考えています。