口頭試問の重要性
■ 口頭試問の重要性
2級キャリア・コンサルティング技能検定合格対策講座講師の橋谷です。
今日はエイプリルフール。いろんなところで、楽しいウソつきさんがいらっしゃったり、会社のサイトでエイプリルフールイベントをやっていたり楽しいですね。
でも、このブログは、うそとかでなく真面目にいきます。
今日は、少し前に頂いたメールの一部から。
以前のように、手応えがないロープレではありませんでしたし、CLとの関係構築も上手くいったと思っています。
かなり、手応えがあったのです。
しかし・・・
口頭試問で、しどろもどろ・・・
つまり、客観的に自己分析したことを上手く言えなかったのです。
むしろ緊張してしまったのは、ロープレではなく、口頭試問だったのです。
しかも、検定官は以前の検定で見覚えある方々でした。
悪夢が蘇ったように手が震えだし、何を言ったのかさえ記憶にないほど
あがってしまいました。
でも、ロープレが上手くいったのだから合格してるかもしれない・・・
そんな期待もありましたが、現実はそうは甘くはありませんでした。
結果は、お話するまでもありません。
所点未達を繰り返していた私でしたが、到達点に達していない56点でした。
さすがに、ポジティブで立ち直りの早い私でもひどく落ち込みました。
論述は、毎回66点~72点の間の点を取っていますから、コンサルティングの仕方の方向性はほぼ間違ってはいないと感じています。
ロープレはそれの実践ですから、極端に外れていないということだと思うのですが、口頭試問は自己の振り返りでもありますから、ここできちんと答えられていないことが問題なのでは・・・と反省しています。
先生の情報で、この口頭試問の善し悪しが点数に関係する情報などありましたら、どうぞコメントお願いいたします。
特に先生とかではないのです。それはさておき。
検定官の方が、前不合格だったときと一緒だというのは、ありますね。
ワタシも、不合格だったときと合格だったとき、女性の検定官の方は一緒でした。
毎回、交通の便がいい同じ会場で受けていると、同じ検定官の方にあたってしまうことも、あっても不思議はないです。
で、問題は、口頭試問ですよね。
口頭試問の善し悪しというか、口頭試問まで含めて面接試験なのです。ロールプレイが上手くいくかどうかだけでは、ありません。
自分のロールプレイを振り返って、どこが良くて、どこが良くなかったか。客観的に見られているのか。
そのロールプレイが、意図を持って行われているのか、偶然に上手くいったのかを説明する。偶然に上手く行ったなら、キャリアコンサルタントの実力だとみなされないですよね。
ロールプレイが上手くいったとしても、それがキャリアコンサルタントがきちんと意図を持って行ったものだということを説明するのが、口頭試問の一つの役割だとワタシは考えています。
逆を言うと、ロールプレイが途中で終わっても、きちんと口頭試問で答えられて、すべての採点基準を満たしていると判断されれば合格できます。
ロールプレイも大事ですが、その後の口頭試問も重要なのです。
あがっても、なんでも伝えるべきことは伝える。
あがって伝えられなければ、相手はわからないのです。
ワタシは、仕事でセミナー講師とかもしています。マイクを持って大勢の前で話すこともあります。趣味で大勢のお客様の前で、ホールのステージにも何十年も立っています。そうそう、産業カウンセラーの実技試験も受けました。そのときは、それほど緊張もしませんでしたし、そもそも自分はアガらない人だと、ずっと思っていました。
CC技能士試験では終わった後立てないほど、倒れるほどあがりました。一度目も二度目もです。
でも、一度目に伝えられなくて後悔したからこそ、二度目は声が震えても、つっかえても、どもっても、その場で言えることは話してきました。
あがっても、伝えられる自分を作ることも、時には必要かもしれません。