「ご自身でも調べてきてくださいね」と言うなら
■ ご自身でも調べてきてくださいね と言うなら
2級キャリア・コンサルティング技能検定合格対策講座講師の橋谷です。
昨日も今日も面接試験対策勉強会と、スカイプ電話での個別面接アドバイス予定びっちりです。
早い方だと来週から試験ですからね。がんばっていきましょう!
ところで。
面接をしている中で、相談者の方に「ご自身でも調べてきてくださいね」と言うことありますよね。ケースにもよりますが、求人情報とか、業界の動向とか、業界研究とか。
で、調べてきてくださいと言うのはいいのですが、「何」を使って、「どのように」調べるかまで、考えて話していますか?
「何」を使うかというのは言えても、「どのように」調べるかまで具体的に考えているか。もし相談者に尋ねられたら答えられるかどうかです。
「インターネットを使って求人情報を調べてきてくださいね」だと、何=インターネット はいいのですが、どのようにという部分はハッキリしません。
ハッキリしなくても、相談者が「インターネットを使って求人情報を調べてきてくださいね。」と言われて、できそうだという反応だったら、それでいいのですが、出来そうか出来なさそうか相手の反応を見る。
もっと言うなら、相談者がその方法が出来そうかどうかも考えていますか?と言うこと。
どのように行うか聞かれたときに、相手に説明できる方策を伝える。そこまで出来ないと、問題解決には繋がりません。
先日ケースを調べる話をしましたが、ケースを調べると言うのも自分で出来ないと、相談者に調べてきてくださいねとは言えないと思いますが、いかがでしょうか。