面接試験の始まりは、自分で決められる
■ 面接試験の始まりは、自分で決められる
2級キャリア・コンサルティング技能士合格対策講師 橋谷です。
このブログは、国家検定2級キャリア・コンサルティング技能士に合格するためのアドバイスを書いているのですが、CDAやキャリアコンサルタントなど、民間の試験を受検予定の方で読んでくださっている方も、いらっしゃるようです。
国家試験のほうが、面接時間も長いですし、見るポイントも変わってくるのですが、共通する部分もありますし、面接試験の練習方法では、取り入れられる練習などもあるので、よかったらまた読みにいらしてください。
今日書くことも、CDAの2次面接練習に取り入れられる方法の一つです。
それは、面接試験のロールプレイについて。
個々で練習したり、仲間と練習したりしていると思いますが、面接試験のロールプレイは、どの試験でも、試験を受ける側からスタートすることが出来ます。
「準備が出来たら、はじめてください」と言われますよね。
ということは、最初にどう始めるか、どの言葉で始めるかは、自分で決められます。
どんなにあがってしまっても、何があっても始められるように、出だしだけ何度でも何十回でも何百回でも、どんな状態でも始められるくらい練習するのです。
いつもと同じように始められれば、進めているうちに自分も落ち着きを取り戻して、面談に集中して望むことが出来ます。
それだけ練習したことが、自分の自信にもなります。
この出だしの練習は、自分ひとりだけで出来ます。
・環境、場を整えるのにどこをチェックして直すか
・第一声は、どの言葉を相手にかけるのか
この二つだけです。
たとえば、
環境、場を整えるためのチェックでは、相談者のとの向き、自分の座り方、手の位置、いすに腰掛ける位置など、どこを見るか決めておく。
第一声では、「こんにちは、私本日お話をお伺いさせていただきます、○○といいます。」と、どう話し出すかを決めておく。
これだけです。
でも、やっておくとおかないとでは、ぜんぜん違います。
ただなんとなく面接を始めるのではなくて、意識して始めるためにも、始めかたを決めて練習してみてくださいね。