2級実技(面接)試験の評価区分とその内容
■ 2級実技(面接)試験の評価区分とその内容
2級キャリア・コンサルティング技能士受検対策講師 橋谷です。
有料サポートを受けている方には、最初の段階でご案内していますが、キャリア・コンサルティング技能検定ホームページ内、技能検定概要の下の方にある、「試験の範囲」の下の方に、2級実技(面接)試験の概要という、前回のロールプレイケースの裏面に記述してある内容が参考として書いてあります。
それで、重要なのはその下です。
「2級実技(面接)試験の評価区分とその内容」
というPDFファイルがありまして、ここに面接試験の4つの評価区分について説明が書いてあります。
これ、今回からですね。
内容は下に挙げておきますが、ぜひ原文を見ておいていただければと思います。とーっても重要です。
おそらく気がついてない方が、多いと思いますので。
2 級キャリア・コンサルティング技能検定実技(面接)試験の評価区分
2 級キャリア・コンサルティング技能検定において、実技(面接)試験の合格基準は、
100 点満点で 60 点以上の得点であるとともに、評価区分ごとに配点の 60%以上の得点(所
要点)であることが必要です。
2 級実技(面接)試験の評価区分とその内容は、下記のとおりです。受検される方は、
これを熟読した上で、試験に臨んでください。
記
【2 級実技(面接)試験の評価区分とその内容】
基本的態度:キャリア・コンサルタントとして自分をありのままに受容し、言語・非言語
で表現し、多くの場合、一致していること。また、必要に応じて相談者の個別問題に応
じた支援(助言・情報提供等)を適切に行うことができること。
関係構築力:キャリア・コンサルタントとして、相談者に対する受容的・共感的な態度及
び誠実な態度を維持しつつ、様々なカウンセリングの理論とスキルを用いて、相談者と
の人格的相互関係の中で相談者が自分に気づき、成長するような相談を安定的に進める
ことができること。
問題把握力:相談者が表現した内容から、相談者が相談したいことを把握し理解するとと
もに、相談者が訴えている以外の相談者の問題を把握しており、推論の根拠も説明でき
ること。
具体的展開力:相談者との関係性を意識しながら面談を進め、相談者の訴えを理解した上
で適切な目標を設定し、キャリア・コンサルタントとしての対応を適切に選択し、対応
できることで、相談者に気づき、変化(問題に対する認知の変化、自分または重要な他
者に対する認知の変化、自己の表面的な表現から内面表現への変化、具体的行動や意欲
の変化など)が起こること。
以上