方策の打ち出し方
■ 方策の打ち出し方
2級キャリア・コンサルティング技能検定合格対策講座講師の橋谷です。
2013年始まりました。年が明けるとすぐに名古屋から面接試験が始まります。
三が日、ゆっくりしたい気持ちもあり、面接試験が気になりと、ゆっくり出来ないお正月を過ごしている方も、いらっしゃるかもしれませんね。
さてメルマガ登録のときに頂いた質問から今日はひとつ。頂いたメールの抜粋です。
先日地元でRPの練習をさせていただいたのですが、私は方策を打ち出すのが苦手です。聴きながら考えないといけないんでしょうが・・・。理論を押さえていないからでしょうか・・・。
(略)
「RPの練習をさせていただいた」、「聴きながら考える」とあるので面接試験のロープレでの方策についてということで、お答えさせて頂きます。
理論というのもあるかもしれませんが、理論よりも、まず方策が打ち出せないのは、ケースの分析をしていないからではないでしょうか。
論述試験ならともかく、面接試験では当日行われるロールプレイのケースは受験票と一緒に送られてきます。
「先日」ということは、その試験用のケースを使って練習をしているわけですよね。
だとしたら、事前のケースの分析が足りないです。
ロールプレイの機会を無駄にしないためにも、ロールプレイケースの分析はした上で、練習にのぞんだほうがいいです。
ケースがわかっているので、ある程度の方策や準備は出来ると思うのですけれども、いかがでしょうか。
全てのケースに対応できる力というのは、根底にある力ですが、すくなくとも試験については、この5ケースのどれかが当たることは事前にわかっていますし、わかっているということは準備することも出来ます。
あともうひとつは、「状況を聞けていないから」というのが考えられます。
これについては、またの機会に書きます。