傾聴ができていると信頼関係は別問題
『傾聴ができていると信頼関係は別問題』
新年も明けて、3日からスカイプで面接のロールプレイレッスンをしています。
スカイプと言うのは通話料無料のインターネット電話ですが、お正月だと何かあったときに家にいる、ご家族の方がサポートしてくださるので、と言う方が何名かいらっしゃいました。
合格に向けて、ご家族の方がサポートしてくださるのはありがたいことですね。
さて。
CDAやGCDFなどの標準キャリア・コンサルタント試験では、実技試験で傾聴について問われます。産業カウンセラー養成講座では、まさに傾聴の練習を7ヶ月の講座でみっちり練習しますよね。
傾聴は、相手の話を聞く上で大切な技法のひとつです。
が、
2級キャリア・コンサルティング技能検定では傾聴ができているということは、あたりまえでその先を問われます。
あともう1つ。
傾聴ができているから相談者との信頼関係が出来ているかというと、そうでもありません。
相談者との信頼関係を作るために傾聴はひとつの技法ではありますが、傾聴ができているから相談者との信頼関係ができているかと言うと、そうとも言えません。
「傾聴で相談者の方のお話をお伺いできたので、関係構築はできました。」
というのは、そうとも言えないということです。
傾聴ができていると言うことと、関係構築ができていると言うのは、別の話です。
口頭試問では、気をつけてくださいね。