相談内容まで一気に話すのでしょうか
■ 相談内容まで一気に話すのでしょうか
2級キャリア・コンサルティング技能検定合格対策講座講師の橋谷です。
また頂いた質問にお答えしたいと思います。面接試験についてです。
1.相談者は、第一声で、事前配布の相談内容まで、一気に話されるのでしょうか?
2.相談者の状況や条件を知るために質問も必要と思うのですが、関係構築できてない段階で質問責めにすると、傾聴が出来てないと言われます。
どの段階で質問を多くしていい、または20分を考えると、前半の5分でラポールまで、その後の5分で質問で確認して、相談者の問題把握など、考え方のヒントを頂けませんか。
よろしくお願いします。
はい。
まず最初の質問について。
相談者は第一声で事前配布の内容まで一気に話すと決まっているわけではありません。いろんな方がいらっしゃいます。実際の相談でもそうですよね。
ただ私が推測するに、相談者役の方は試験のために面談の中である程度決まった情報を与えなくてはいけないために、最初に一気に離してしまう方もいらっしゃるのではないかと思われます。あくまでも私の推測ですが。
次の質問です。
関係構築が最初ですが、質問攻めにすると傾聴ができていないと言うのは違います。
質問攻めにするような質問の仕方をしているからでしょう。
どの段階で質問を多くしていいというよりは、質問の仕方ではないでしょうか。どちらにしろ最初から質問はしないと話してはくれません。関係構築をどのくらいでというのは、このブログにも書いてはありますが、私は概ね10分程度と言ってはいますが、10分でも5分でも15分でも何でもかまいません。最初は関係構築を作るためにどうしていくかです。
質問をするから傾聴ができていないというのは、また別の問題です。
以上です。
この辺り、試験と言うよりは相談の仕方ということにもなってきます。
このシーズン、試験対策を教えながらずっと思っているのですが、試験対策のその前の段階も試験のシーズンオフに取り組んだほうがいいのでは。基礎からのレベルアップみたいなことです。
まだ考え中なのですが、試験とは別にキャリアコンサルティングのレベルアップみたいなことも考えています。
本当にまだ考え中なのですが。