本当にできている人は、出来るって自分で言わないと思う
■ 本当にできている人は、出来るって自分で言わないと思う
2級キャリア・コンサルティング技能士合格対策講師 橋谷です。
私が仲よくさせていただいているお友達で、月商7ケタの占い師さんがいます。
占いで困っている人の悩みを解決解消している方です。
その人気占い師Bさんと、またお友達でメンタル系カウンセラーAさんのお話です。
Aさんは、元エンジニアなのでパソコンに強いから、それを生かしてみたらどう?とパソコンの苦手な方の個人サポートを人から進められる形で行いお客様がきました。
Bさん:本当にできている人は、出来るって自分で言わないと思う。私、一応結果が出ていますが、一度も完璧にできたと思ったことないですよ。まだまだですし、おごった時点で終わりだと思いますよ。
Aさんは、本当はやりたいのはカウンセリングなのですが、カウンセリング以外でお客様が来たので、カウンセリングもできるから求められるようになりますと言っています。
それに対して、私のお友達の人気占い師Bさんは、「本当にできている人は、出来るって自分で言わないと思う」と、返事しています。
これ、確かにその通りで、出来る人は出来ると自分では言わないものです。
この場合の「できる」は、なにをもって「できる」のか。「できる」とする根拠は何なのか。
それがわかっていないから、軽々しく「自分は出来る」と口にしていしまうわけです。
わざわざ、なんで友達の話を書いたのか。おわかりですよね。
キャリア・コンサルティングも一緒です。
時折、自分が出来ているのになぜ試験に合格しないのかわからないというメールをいただきます。
特に面接試験を何度受けても通らない方から、いただく内容です。
なんで出来ていると思うのか。その根拠は?
尋ねると、その根拠がないか、または根拠と言えないものだったりします。
「仕事で何の問題もなくできているから」
というのが、自分の面談に問題がないという理由だそうです。
「何の問題もなくできているというのは、どういう状態を指すのでしょう?」
「何の問題もなくできているといえるのは、なぜでしょう?」
よかったら、考えてみてくださいね。
それでは!