自己研鑽か資格取得か

■　自己研鑽か資格取得か

2級キャリア・コンサルティング技能検定合格対策講座講師の橋谷です。

メルマガやブログの準備は、ちゃくちゃくと進んで。。。。。いません。

がんばります。はい。

それで登録は済んでいませんが、登録のときのメッセージに今日はお答えしようと思います。

ご教示というほどではありませんが、ワタシの考え方として述べさせて頂きます。

今のところ2級CC技能士の資格がないと採用されないという求人は、見たことがありません。標準キャリアコンサルタントの資格があれば資格要件については満たすという求人ばかりです。もちろんそのほかの要件は別途ある求人もありますが、ここは資格の話としてです。

ということは、標準キャリアコンサルタントの資格があれば、キャリアカウンセラーやキャリアコンサルタントとして就職先を探すなら、今のところ十分といえましょう。

今のところです。

将来的に、2級キャリアコンサルタントの資格を持っていないと仕事を得るチャンスがなくなるかもしれないというのは考えられます。

キャリアコンサルタントやキャリアカウンセラーの求人に、標準キャリアコンサルタント資格保持者という言葉が出るようになったのは、ここ数年のことです。これから先には2級キャリアコンサルタント資格保持者という言葉が出るようになっても不思議はありません。

というのがひとつ。

もうひとつ。こちらのほうがワタシにとっては主の理由なのですが、2級CC技能士の資格を受けるための勉強は、自己研鑽になるのではないでしょうか。

今のままで自己研鑽を積むというのをどのようにやるのか。セミナーや講習会に出て勉強するのか、学校に通うのか、本を読むのか、スーパーバイズを受けるのか。自己研鑽にもいろいろ方法があります。

資格試験もその一つです。

ワタシは普段キャリアコンサルティングをするなかで、「資格は持っていても就職にはつながらない」と言う話をよくしています。

資格を取っただけでつける仕事は限られているからです。

資格を取ることも目的ですが、資格を取るために勉強して自分が出来ることを増やすとか、自分の可能性を広げるとか、自信をつけると言うことが目的であって、資格はそのための手段の一つにしか過ぎないという考え方です。

相談に来た方にそう答えていますが、キャリアコンサルタントだって一緒です。

資格を取ることも目的ですが、資格を取る中で勉強たり身に着けたことをコンサルティングの中で生かしていく。そのために資格を取るのではないでしょうか。

これはワタシ個人の考え方なので違う意見の方もいらっしゃるとは思いますが、ご参考になればと思います。