相談者が最初に話すこと
『相談者が最初に話すこと』
2級キャリア・コンサルティング技能士合格対策講師 橋谷です。
実際のキャリアカウンセリングの場面も試験でも、相談者が最初に言ったことが、相談者が相談したいこと、相談の中で強く訴えたいことである場合が多いと言われています。
国家検定2級キャリア・コンサルティング技能検定~過去問題の解説と受検の手引き~の、184ページにも、「ⅰ)相談者が最初に言ったこと 間接的あるいはあいまいだったりするが、自分が感じている問題に触れていることが多い。」という記述があります。
ということは、過去問題でも論述の試験の本番でも、
「CL1 に注意する。」
ことが大切になります。
また、解答を書き終わった後に、
「CL1 を見直してみる。」
ことも、大切になります。
CL1の最初の発言内容が、含まれていないといけないと言うことでは、ありません。
CL1の発言だけに、とらわれすぎていてもいけません。
けれども、相談者が最初に話すことが、相談者の中で強く訴えたいことであることが多いと言われているなかでは、CL1の発言内容に注意を払う必要性があることを、心のどこかにおいておくといいですよ。