私が受けたときの2級キャリアコンサルティング技能検定面接試験の流れ
2級キャリアコンサルティング技能検定の面接試験は、学科試験と論述試験が終了した後に、前期は7月、後期は1月に行われます。
面接試験を初めて受ける方は、どういった様子なのか、事前に知っておきたいというのもあるかもしれません。
私が受検したのが第5回なので、ずいぶん前にはなりますが、これから面接試験を受験する方の参考になればと思い、面接試験を受けた時のことをまとめておきます。
2級キャリアコンサルティング技能検定面接試験の流れ
面接試験の会場は、同日に行われる学科試験と論述試験の約3週間ほど前に発送される受検票(回により受検票発送日は差があり、受検案内に受検票発送予定日が記載されています。)に、記載されています。
受検票発送の一週間ほど前に、国家検定2級キャリアコンサルティング技能検定のホームページ上でも受検会場は発表されますが、同一地区で複数会場の地区もあるため、自分の受験会場は受検票が手元に届くまでは、わかりません。
試験会場は、大学や公共会議室、民営会議室など地域や回により様々です。
会場は毎回一緒とは限らないため、必ず手元に届いた受検票で確認しましょう。
面接試験当日の控室開場から集合まで
私は、東京会場で受検しました。その時の東京会場は、某ホテルです。
試験会場には、受検者が集合する控室と、早く来た受検生が待っていることが出来る待合室があります。
私は、朝9時30分受付開始の、一番最初の組でした。
9時30分になったら、控室が開場します。
私は、開場してすぐに受付をしてもらいました。
受付で受験票を提示すると、名前と受験番号が書かれたシールを受け取ります。学科試験や論述試験でテーブルに貼られていたものと同じようなシールです。
受検票は、受付が終わったら、使うことはありませんでした。試験会場にも、持っていけないのでカバンの中にしまって、そのままです。
控室会場には、20席ほどの椅子が並んでいます。椅子は、どれに座ってもいいので好きな椅子に座って待ちます。
椅子の上には、受検の注意の紙がおいてありました。この紙を読みながら集合時間になるのを待ちます。
待っている間は、自分のノートや持ってきた本を見返している人、目をつぶって静かに精神統一する人、外に出る人、トイレに行く人など、人それぞれです。
受付が終わった後も、集合時間までは控室の外に出られるので、トイレに行くことは出来ます。でも集合時間までの時間は、それほどないのでトイレに行くくらいで、あまり遠くには行くのはムリです。
椅子の順番とか、来た順番は試験に一切関係ないです。どこに座っても一緒です。
集合した後
9時15分控え室集合。
集合時間までには、受検者は皆戻ってきて椅子に座ります。
全員が集合したら、試験のオリエンテーションがはじまります。
オリエンテーションが始まったら、それまで見ていた資料などはカバンにしまいます。
オリエンテーションでは、試験係員から面接試験の流れが説明されます。
オリエンテーションが終わったら、少しだけ時間があります。
その後、時間になったら、10名が順番に受検番号で呼ばれます。
(私のときは10名でしたが、呼ばれる人数は各会場ごとに違いがあります。)
呼ばれた受検生は、バッグなど自分の荷物を控え室の指定された場所におき、指示された案内人と一緒に指示された試験会場に向かいます。案内人は、受検者者1名につき1名です。
控室の注意事項の紙は、次の受検生のために椅子の上に置いていきます。
面接試験会場には手ぶらで向かいます。面接試験に持っていけるのは、受付でもらった受験番号が書かれたシールだけです。受験票も持って行けないので、カバンにしまって置いていきます。
あとは持っていけるとしたら、ハンカチやハンドタオル、ティッシュくらいでしょうか。
受検番号が書かれたシールを片手に、案内人とともに試験会場に向かいます。
9時半集合の受検生の最初の試験時間は、10時から10時半です。
1回目で呼ばれなかった人は、10時半から11時が面接試験になります。
つまり、2回分の受検生が集合してオリエンテーションを一緒に行い、前半と後半に分かれて、面接試験を受けることになります。
最初に自分の受検番号がよばれなかったら、自分の試験まで、また控え室で待ちます。トイレとかには行くことができますし、資料を広げてみることも出来ました。
試験会場にて
案内人に連れられて、面接試験会場の前で椅子に座って待ちます。また注意事項の紙をもらって読み、読み終わったら案内人に紙を返却します。
試験官に呼ばれ、準備がよければ、ノックして入って試験です。
案内人に面接試験の会場まで案内されて、ドアの前で注意事項の紙を渡されて読みます。
読んで、準備がよければノックして中に入ります。
試験会場の部屋に入ると、正面には2名の試験官が座っていました。
私が受検したときは、男性の試験官と女性の試験官1名ずつの計2名でした。
試験官にあいさつして、受験番号が書かれたシールを試験官に手渡し、試験官の正面にあるテーブル前の椅子に着席します。
テーブルの上には、小型の置時計とICレコーダーが置かれていました。
受検者である私が座った椅子の、45度の角度においてある椅子に、相談者役の人が座ります。
相談者役の方は、試験会場まで連れてきてくださった案内人の方です。案内人の方が首から下げている名札をひっくり返すと、事前に送られてきたロールプレイケースにあるなかの一人のクライアントの名前が書いてあります。
面接試験は、準備が出来たら、受験者から声をかけて始めるよう試験官から指示されるので、受検者から試験をスタートします。
ロールプレイの20分間は、試験官がタイマーで測定しています。タイマーがなったらロールプレイが途中でも終わりになります。
ロールプレイが終わったら、相談者役は外に出ます。次の受検生の案内に向かっていると思われます。
ロールプレイが終わったら、すぐ口頭試問です。
受験者は正面にいる試験官の方を向いて、座りなおします。
口頭試問では、2名の試験官がロールプレイについて質問をし、それに答えます。
口頭試問は10分間です。タイマーがなったら、口頭試問も終わりです。
今は6分でタイマーが鳴るようです。
試験終了を試験官に告げられたら、あいさつをして試験会場を退出します。
試験終了後
面接試験が終わったら、試験会場から一人で控室に荷物を取りに戻ります。
控え室に戻ったら、自分の荷物を持って、帰ります。
面接試験が後半だと、もう次の組のオリエンテーションが始まっていることもありますので、静かに帰ります。
これが面接試験の大体の流れです。
私が受検した、第5回の時の流れなので、今回は違うかもしれませんし、会場もホテルではないかもしれませんが、参考になればと思います。