逐語記録を、おこす目的は?
■ 逐語記録を、おこす目的は?
2級キャリア・コンサルティング技能士合格対策講師 橋谷です。
受検票も、お手元に届いて、そろそろ本気で取り組まねば、という方も多いことでしょう。
この土日は、ロールプレイの練習を、仲間同士でするという方も、いらっしゃるかもしれません。
協会の講習などに、参加される方も、いらっしゃるかもしれません。
面接試験の練習を、録音される方も多いのですが、その後、どうしていますか?
録音しただけでは意味がないので、その後有効活用して欲しいのですが、問題は、その方法です。
よくあるのが、逐語記録を起こす方法。
録音した音声ファイルを聞いて、文字おこしをする。
カウンセリングの勉強としては、とても大切な方法ですが、なぜ逐語記録をおこすかどうか、考えてやっていますか?
もっと言うなら、なぜ逐語記録をおこすのでしょうか?
よくありがちなのが、逐語記録をおこすことに一生懸命になってしまい、完璧な逐語記録を作ることに力を注ぎ、出来上がったことに満足してしまう。
もちろん、何度も録音を聞いているので、それは勉強になるのです。自分の力になっています。
けれど、それだけでは、時間をかけた割りに実りが少ない。
録音したロールプレイを文字におこすならば、その目的をしっかりと持ってやってくださいね。