1. TOP
  2. キャリコン2級論述対策:試験全般
  3. 論述過去問もうひとつの勉強法

論述過去問もうひとつの勉強法

 2011/05/09 キャリコン2級論述対策:試験全般
この記事は約 3 分で読めます。 4,180 Views

■ 論述過去問もうひとつの勉強法

2級キャリア・コンサルティング技能士合格対策講師 橋谷です。

論述試験の過去問題は、実はいろんな使い方があります。

新しい問題をやる前に、過去問題をしっかりと検討することが大事です。

その過去問題の勉強法の一つでの目標が、「可能性を広げる」ことです。

解き方としては、時間は60分でなくてかまいません。何分でもいいです。

3つある設問の、一つ一つに対して、考えられる解答を、考えられる限りすべて箇条書きで書きだします。

この練習では、自分の思考パターンの打破していきます。

たとえば、第1回論述問題の問1を例に挙げます。内容は、26歳男性の相談です。

相談者が相談したい問題は、何かと言う設問に対して、過去問題 (技能検定HP参照)を読んで、考えられる限りの相談者の相談内容を箇条書きで書き出します。

・今の仕事について悩んでいる

・総務という世界が分からない。何をしても初心者である。
・漠然と不安
・仕事の一貫性が取れない
・効果的に専門性を高める方法がわからない
・仕事が重なると、あせって仕事が進まない
・早く専門的に詳しくなりたい
・周りから信頼されるようになりたい
・今のままだと自分のやっていることは中途半端ではないか
・上司に仕事を絞ってもらうよう言うべきか悩んでいる
・社員教育と安全衛生両方できるようになるか

他にもあるかもしれませんが、とにかく書き出していきます。

もちろん、このままでは解答用紙には書けませんし、この後、書き出した中から選んだりまとめたりという作業は必要です。

けれど、まず書き出してみることで、相談者の持つ、ありとあらゆる可能性について考えることが出来ます。

特に、問1については、問題のケース内に書いてあることをまとめるので、それほど人によっての考え方の差がわからないかもしれません。

問2、問3ではケースを読んで見立てをする作業が必要になります。そもそもの選択肢が少ない場合、可能性を追求しない場合は、限られた答えしか出てきません。
まずひとつのケースに対して、設問のありとあらゆる可能性を書き出してみる練習。

これを、時間をかけてやってみることです。

できれば、人に見てもらうこと、何人かでやってみると、他の人は、どんな視点でどんな分析をして、どんな見立てをするのかが分かり、勉強になります。

\ SNSでシェアしよう! /

2級キャリアコンサルティング技能検定合格情報総合サイトの注目記事を受け取ろう

NO IMAGE

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

2級キャリアコンサルティング技能検定合格情報総合サイトの人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

ライター紹介 ライター一覧

2級キャリアコンサルティング技能士合格対策講師 橋谷

2級キャリアコンサルティング技能士合格対策講師 橋谷

キャリアコンサルティング研究所主催2級キャリアコンサルティング技能士合格対策講師の橋谷です。

2011年3月に、2度目の受験で国家検定2級キャリアコンサルティング技能士試験に合格し、第6回試験より2級キャリコン合格対策をさせていただいています。

2級キャリアコンサルティング技能検定が、自身のキャリアコンサルティングスキルの見直しと向上、自己研鑽のひとつだと考えております。

この人が書いた記事  記事一覧

  • 2級キャリアコンサルティング技能検定の合格率と難易度は?難しいのは学科試験?面接試験?論述試験?

  • キャリアコンサルティング技能士の一部合格とは?論述試験合格の持ち越しはできるの?キャリアコンサルティング技能検定の一部合格制度を説明します

  • 2級キャリアコンサルティング技能検定の試験会場は?試験会場は、いつわかる?

  • 第18回合格者の声

関連記事

  • キャリコン2級実技試験対策を模索中

  • 論述問題の解答用紙

  • 論述試験点数が取れない人は・・・

  • 過去に出題された論述問題は全文掲載されています

  • 論述問題の設問について

  • どこか添削をしてくれる所をご存知ないでしょうか?