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論述過去問もうひとつの勉強法

 2011/05/09 キャリコン2級論述対策:試験全般
この記事は約 3 分で読めます。 3,923 Views

■ 論述過去問もうひとつの勉強法

2級キャリア・コンサルティング技能士合格対策講師 橋谷です。

論述試験の過去問題は、実はいろんな使い方があります。

新しい問題をやる前に、過去問題をしっかりと検討することが大事です。

その過去問題の勉強法の一つでの目標が、「可能性を広げる」ことです。

解き方としては、時間は60分でなくてかまいません。何分でもいいです。

3つある設問の、一つ一つに対して、考えられる解答を、考えられる限りすべて箇条書きで書きだします。

この練習では、自分の思考パターンの打破していきます。

たとえば、第1回論述問題の問1を例に挙げます。内容は、26歳男性の相談です。

相談者が相談したい問題は、何かと言う設問に対して、過去問題 (技能検定HP参照)を読んで、考えられる限りの相談者の相談内容を箇条書きで書き出します。

・今の仕事について悩んでいる

・総務という世界が分からない。何をしても初心者である。
・漠然と不安
・仕事の一貫性が取れない
・効果的に専門性を高める方法がわからない
・仕事が重なると、あせって仕事が進まない
・早く専門的に詳しくなりたい
・周りから信頼されるようになりたい
・今のままだと自分のやっていることは中途半端ではないか
・上司に仕事を絞ってもらうよう言うべきか悩んでいる
・社員教育と安全衛生両方できるようになるか

他にもあるかもしれませんが、とにかく書き出していきます。

もちろん、このままでは解答用紙には書けませんし、この後、書き出した中から選んだりまとめたりという作業は必要です。

けれど、まず書き出してみることで、相談者の持つ、ありとあらゆる可能性について考えることが出来ます。

特に、問1については、問題のケース内に書いてあることをまとめるので、それほど人によっての考え方の差がわからないかもしれません。

問2、問3ではケースを読んで見立てをする作業が必要になります。そもそもの選択肢が少ない場合、可能性を追求しない場合は、限られた答えしか出てきません。
まずひとつのケースに対して、設問のありとあらゆる可能性を書き出してみる練習。

これを、時間をかけてやってみることです。

できれば、人に見てもらうこと、何人かでやってみると、他の人は、どんな視点でどんな分析をして、どんな見立てをするのかが分かり、勉強になります。

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2級キャリアコンサルティング技能士合格対策講師 橋谷

2級キャリアコンサルティング技能士合格対策講師 橋谷

キャリアコンサルティング研究所主催2級キャリアコンサルティング技能士合格対策講師の橋谷です。

2011年3月に、2度目の受験で国家検定2級キャリアコンサルティング技能士試験に合格し、第6回試験より2級キャリコン合格対策をさせていただいています。

2級キャリアコンサルティング技能検定が、自身のキャリアコンサルティングスキルの見直しと向上、自己研鑽のひとつだと考えております。

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