論述の正解は、ひとつではない
『論述の正解は、ひとつではない』
2級キャリア・コンサルティング技能士合格対策講座講師の橋谷です。
論述試験まで、あと約2ヶ月。
まずは、過去問題を解いてみることから始まります。
このときに気になるのが、何を書いたら正解になるのか。
何か正解になる答えやキーワードがあって、それを書いたら正解にはなるのでしょうが、その答えは、ひとつではありません。
それは、論述は、あくまでも実技試験の中のひとつであるから。
カウンセリングの実技試験では、正解はひとつではありません。
相手の方にどのように接していくかの基本姿勢は、もちろんありますが、カウンセリングによって、その後の道筋も対応も変わってきます。
論述試験も、その実技試験の中のひとつと考えられることから、ある解答を書いたら正解であるから、その回答を探すという勉強の仕方は、合格へたどり着くというものではありません。
キャリアカウンセリングを行っていく中で、どのように相手の方に接していくのか。それを、文章で書き表していくのが、論述問題になるわけです。