論述問題の設問について
■ 論述問題の設問について
2級キャリア・コンサルティング技能士合格対策講師 橋谷です。
キャリア・コンサルティング技能検定のホームページに掲載されている、論述問題の過去問を見ると分かりますが、論述試験は1つのケースに対して、設問が3問。その内容は、各回によって少し異なっています。
問1は、第1回から第5回まで、同じ問題です。
質問2と、質問3は、第1回、第2回、第3回から第5回と、厳密には、3つに分かれます。
問2 あなたは、上記の「問題」を解決するにあたって、(1)どこに目標を置いて、(2)どういうことを具体的に実施したいか。あなたのストラテジー(戦略)を記述せよ。
問3 この相談者の(1)今後の課題は何か、(2)その課題を解決する為に、今後どういうことを具体的に実施するとよいか、あなたの考えを記述せよ。
問2 あなたは、上記の「問題」を解決するにあたって、(1)どこに目標を置いて、(2)どういうことを具体的に実施したいか。あなたのストラテジー(戦略)を記述せよ。
→※第1回と同じ 設問
問3 キャリア・コンサルタントとしてあなたが考える、(1)問1、問2で記述した以外の相談者の「問題」は何か、(2)その「問題」を解決する為に、今後どういうことを具体的に実施したいか、あなたの考えを記述せよ。
問2 キャリア・コンサルタントとしてあなたが考える相談者の「問題」は何か記述せよ。
問3 あなたは上記2つの「問題」を合わせ、相談者を援助するために、(1)どこに目標をおいて、(2)どういうことを実施したいか、あなたの具体的な方策を記述せよ。
並べてみると、少し問の内容が変わっているのが分かりますか?
問の書き方や、答える設問の番号が変わっていますが、聞かれている内容は、毎回ほぼ同じです。
過去3回が、同じ設問なので、今回も同じ設問が来ると予想されます。
キャリア・コンサルティング技能検定~過去問題の解説と受検の手引き~も、第1回や第2回の問題に対して、第3回以降の設問で解説をしています。
それを踏まえて、第1回や第2回の過去問題を解くときにも、設問は第3回以降の設問を利用するなど、工夫していきましょう。