技能士に直接挑むのは無謀?
■技能士に直接挑むのは無謀?
2級キャリア・コンサルティング技能士合格対策講師 橋谷です。
またご質問にお答えするお時間がやってきました。
もしかしたら、第13回試験はお受けにならないかもしれませんが、先のことを考えるためにもお答えさせていただきます。
ご質問くださって、ありがとうございます。
まずキャリアがあるというのが、この試験の実務経験に当たるキャリアがあるのかどうか。もし実務経験がないなら、2級キャリア・コンサルティング技能検定の受検資格はありませんので、標準キャリア・コンサルタントの勉強からになります。
キャリア・コンサルティングの実務経験があったとします。
技能検定ホームページに学科試験の過去問が出ているので、制限時間内に解いてみてどの程度とけるか。
技能検定ホームページに論述試験の過去問が出ているので制限時間内で、どの程度回答が書けそうか。
を、まずやってみてはいかがでしょうか。
実際に過去問を解いてみれば、独学で解けそうかどうかある程度つかむことが出来ます。
あと重要なのが、
「キャリア・コンサルティング実務経験がある」と「面接試験で点が取れる」は、全く別です。
実務経験があるから面接試験は大丈夫と言うわけでは、まったくありません。むしろ経験が長い方の方が、自分の独自のやり方がしみついています。その独自のやり方とが必ずしも2級キャリア・コンサルティング技能検定の面接試験で求められる面接ではないということです。
私は実務経験があっても、出来れば標準キャリア・コンサルタント資格の勉強をされた方がいいとは考えています。
この試験を受ける方は、みなさん実務経験はあります。前回も実務経験のある方たちが受検して、実技試験合格率17%だったのですから、実務経験があったとしてもそれほど簡単ではないということです。
今後を考えていく際に、ご参考になればと思います。