問題文からをひろう
■ 気持ちをひろう
2級キャリア・コンサルティング技能士合格対策講師 橋谷です。
お手元に、受検票は届きましたか?
届いていない方は、今日明日は、ポストを必ず見てくださいね。
それで、今日は論述について。
論述問題では、相談者自身が考える問題を読み取ることが、まず第一の目的です。
そのための方法として、いくつかブログでもご紹介していますが、今日も、その続きを。
過去問題を時間をかけて解いていく、分析をしていくことで、問題文から正答を読み取っていきますが、その中で注目すべきは、相談者の気持ちや感情が出ている言葉です。
・どうしたらいいのかな
・どうしたらいいのか見当がつかなくて
・大変なんだなあと実感しました
・専攻の内容も就職には使えなさそうです。
・他の人たちよりも出遅れてしまっているような気がします。
・私も同じようになるのかなと思ってしまいます。
・実力もないと思うんです。
・向いている気がします。
・裏方みたいな役回りが性に合ってた
・感謝されるのがうれしかった
・工夫したりするのが楽しくて
・裏方みたいだなあと思っていて
・ちょっとしたことを考えるのが好きなんです
・盛り上げるのは苦手で
・裏方っぽいなと思うんです
・楽しいと思えることのほうがいい
・向いていることをする方が頑張れると思う
第4回試験問題から、一部書き出してみました。
書き出してみると、いかがでしょうか。
相談者の気持ち、こころのなかにあること、見えてきませんか?特に最初のほう。
もちろんこれだけを書けば正解になるわけではありませんが、相談者が強く訴えたいことを読み取るのが、論述試験の第1問目。
こうやって、試験問題から抜き出していくと、今までに見えなかったことも、見えてくるかもしれませんね。