問2は何を答える?
■問2は何を答える?
2級キャリア・コンサルティング技能士合格対策講師 橋本です。
楽しい連休が終わってしまいましたね。いや、勉強で楽しい連休ではなかった方もいらっしゃるかもしれません。でも合格できれば楽しいですから、そのための準備ですよね。
ということで、強引に楽しいところにもっていったところで、2級キャリア・コンサルティング技能検定の論述試験で問われる3つの設問の解説2回目です。
第3回以降問われている問2の設問は、次の通りです。
これも読んでそのままなのですが、回答者であるキャリア・コンサルタントのあなたが考える相談者の問題は何かを答えます。
問1で相談者は相談者自分自身の問題点を答えましたが、その相談者自身が気付いている問題点がそのままその通りであっても、それを解決するためには他にも問題点がいくつかある場合も多いものです。
相談者自身が気付いている問題点だけが問題点なら、その問題点を解決できればそれで相談者の問題点は解決できます。でもその問題点を解決するためには、他にも何かしらの問題点があり、その何かしらの問題点には相談者自身は気付いていません。気がつかないから相談者が自分自身で問題解決できなくて困っているわけです。
というわけで、問2で答えるのは、
相談者自身は気がついていないキャリア・コンサルタント視点での相談者が持つ問題点。
です。
相談者自身は気付いていないけれど、キャリア・コンサルタントが第三者としてみたときに相談者にこういう問題点があるから、それを解決解消しないと相談者自身の問題点は解決しないのだなというのが、キャリア・コンサルタント視点での相談者の持つ問題点です。
たとえば、内定が取れないと相談に来た大学4年生。
この方は内定が取れなくて相談に来ています。
内定が取れないのには原因があって、その原因が何かを把握してそこを解決解消していくのが相談を受けたキャリア・コンサルタントの役割です。
例えば、エントリーシートが通過しないからとか、グループディスカッションでいつも落ちるとか。
そういった相談者は問題だと思っていないところを見つけて、ひとつひとつ解決していくことが相談者維新の悩みである内定できないという状況を打破していくことにつながっていきます。
今日は、この辺で。
それでは!