1. TOP
  2. キャリコン2級論述対策:問2
  3. 問2は何を答える?

問2は何を答える?

 2014/11/25 キャリコン2級論述対策:問2
この記事は約 3 分で読めます。 3,804 Views

■問2は何を答える?

2級キャリア・コンサルティング技能士合格対策講師 橋本です。

楽しい連休が終わってしまいましたね。いや、勉強で楽しい連休ではなかった方もいらっしゃるかもしれません。でも合格できれば楽しいですから、そのための準備ですよね。

ということで、強引に楽しいところにもっていったところで、2級キャリア・コンサルティング技能検定の論述試験で問われる3つの設問の解説2回目です。

第3回以降問われている問2の設問は、次の通りです。

【問2】キャリア・コンサルタントとしてあなたが考える、相談者の「問題」は何かを記述せよ。(20点)

これも読んでそのままなのですが、回答者であるキャリア・コンサルタントのあなたが考える相談者の問題は何かを答えます。

問1で相談者は相談者自分自身の問題点を答えましたが、その相談者自身が気付いている問題点がそのままその通りであっても、それを解決するためには他にも問題点がいくつかある場合も多いものです。

相談者自身が気付いている問題点だけが問題点なら、その問題点を解決できればそれで相談者の問題点は解決できます。でもその問題点を解決するためには、他にも何かしらの問題点があり、その何かしらの問題点には相談者自身は気付いていません。気がつかないから相談者が自分自身で問題解決できなくて困っているわけです。

というわけで、問2で答えるのは、

相談者自身は気がついていないキャリア・コンサルタント視点での相談者が持つ問題点。

です。

相談者自身は気付いていないけれど、キャリア・コンサルタントが第三者としてみたときに相談者にこういう問題点があるから、それを解決解消しないと相談者自身の問題点は解決しないのだなというのが、キャリア・コンサルタント視点での相談者の持つ問題点です。

たとえば、内定が取れないと相談に来た大学4年生。

この方は内定が取れなくて相談に来ています。

内定が取れないのには原因があって、その原因が何かを把握してそこを解決解消していくのが相談を受けたキャリア・コンサルタントの役割です。

例えば、エントリーシートが通過しないからとか、グループディスカッションでいつも落ちるとか。

そういった相談者は問題だと思っていないところを見つけて、ひとつひとつ解決していくことが相談者維新の悩みである内定できないという状況を打破していくことにつながっていきます。

今日は、この辺で。

それでは!

\ SNSでシェアしよう! /

2級キャリアコンサルティング技能検定合格情報総合サイトの注目記事を受け取ろう

NO IMAGE

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

2級キャリアコンサルティング技能検定合格情報総合サイトの人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

ライター紹介 ライター一覧

2級キャリアコンサルティング技能士合格対策講師 橋谷

2級キャリアコンサルティング技能士合格対策講師 橋谷

キャリアコンサルティング研究所主催2級キャリアコンサルティング技能士合格対策講師の橋谷です。

2011年3月に、2度目の受験で国家検定2級キャリアコンサルティング技能士試験に合格し、第6回試験より2級キャリコン合格対策をさせていただいています。

2級キャリアコンサルティング技能検定が、自身のキャリアコンサルティングスキルの見直しと向上、自己研鑽のひとつだと考えております。

この人が書いた記事  記事一覧

  • 2級キャリアコンサルティング技能検定の合格率と難易度は?難しいのは学科試験?面接試験?論述試験?

  • キャリアコンサルティング技能士の一部合格とは?論述試験合格の持ち越しはできるの?キャリアコンサルティング技能検定の一部合格制度を説明します

  • 2級キャリアコンサルティング技能検定の試験会場は?試験会場は、いつわかる?

  • 第18回合格者の声

関連記事

  • 問2の答えは色々あるときもありますが

  • 問2の答えを、どう選ぶ?

  • キャリアコンサルタントの見立てとは? キャリアコンサルタント自身の考えとの違い

  • 問い2以降が分かれ道

  • 漢字は書けますか?

  • コンサルタントの言葉に対する答えからわかること