標準キャリアコンサルタント資格がないと不利?
■ 標準キャリアコンサルタント資格がないと不利?
2級キャリア・コンサルティング技能検定合格対策講座講師の橋谷です。
昨日、2名の方と電話で勉強法相談のお話をさせていただきました。
そのお話している中で、そうか!と思うことがあったので書いておきます。
その方の質問のひとつに、
というような内容がありました。
たしかに合格者は、標準キャリアコンサルタントの有資格者が多いのですが、受験者も圧倒的に多いです。
というか、受験資格を複数持っていたとして何を書くかです。
例えば、ワタシは
・実務経験5年以上
・大学で検定種目に関する科目20単位以上+4年以上実務経験
・標準レベルキャリアコンサルタント養成研修修了+4年以上実務経験
・標準レベルキャリアコンサルタント+3年以上実務経験
に相当します。大学の心理学科を卒業していますので。
ですが、大学で検定種目に関する科目20単位以上で申し込むと単位取得証明書を取るのが面倒なので、コレでは申し込まないです。
実務経験5年以上は証明書類不要ですし、養成講座修了+4年以上実務経験の養成講座修了証明書は持っているので証明書類提出は出来ますが、コレだと学科試験を受けないといけないので、学科試験免除したいワタシは、コレでも申し込まないです。
なので、すでに持っている標準キャリアコンサルタント資格を生かすことに必然的になってしまいます。
ようするに標準キャリアコンサルタント資格をすでに持っている場合、お金をかけずに学科試験を受けるか、お金をかけても特例講習を受けて学科試験を免除してもらうかの選択で、人によって考え方が違うと言うわけです。
私の知り合いでも、特例講習のお金がもったいないからと、標準キャリアコンサルタントの資格を持っていても学科試験を受けて合格する方も、いらっしゃいますから。
人の考え方はそれぞれですが、ワタシのように学科は自信ないので特例講習を受けて安全な道を通りたいと言う人がただ単純に世の中に多いだけです。
あと、複数の受検資格を持っていても特例講習を受けるためには標準キャリアコンサルタント+実務3年でないといけないので、必然的に多くなります。
試験は出来るか出来ないかだけなので、受検資格によって振り有利と言うのは特にないとワタシは考えています。
ただし資格養成講座では実技の練習をかなりの時間、意識して行うということはありますけれどね。