おかげさまで、合格することができました
■おかげさまで、合格することができました
2級キャリアコンサルティング技能士合格対策講師 橋谷です。
今日から秋の三連休ですね。
ご家族や友人などと、お出かけの予定の方もいらっしゃるのでしょうか。
第17回の2級キャリアコンサルティング技能検定を受けるなら、試験前にゆっくりできるのは9月中くらいかもしれません。
今のうちにやりたいことをやって、リフレッシュして試験に向かっていけるといいですね。
さて。
今回は、ちょっと長いですが頂いたメールからご紹介します。
論述と面接のオンライン講座を受けてくださって、初受検で合格を手にしました。
夏の対策講座では、大変お世話になりました。
本当に、本当のお世話になりました。
おかげさまで、合格することができました。
とてもうれしいです。
点数は、あまり伸びませんでした。当日の内容とともに
先生のご参考にしていただきたく、恥ずかしながらご報告いたします。
試験の様子は、とても長くなってしまいましたが、何か先生のお役にたつとよいのですが・・・
面接:66
(基本的態度:70 関係構築:65 問題把握:65 具体的展開:65)
ということで、ご自身がお受けになった試験について振り返りが書かれていました。
緊張してこんな風になることを、自分でも予想できたように思うのですが先生と練習した時にも会ったのですが、相談者の最後の言葉をスルーしてしまうことがありました。
(今回は「定年までこのままなのかなぁ・・・と思う」)それに対して、本人の口から出た直後は
「定年まで~」と思っていらっしゃるのですね」と繰り返したが、要約でも口頭試問でもこれについて触れていないのは失敗だったと思います。
●●さんは、特に意地悪でも難しい●●さんでもなく、ケース内容のとおりでした。
資格要件を「ご存じない」ということで、説明に時間をかけすぎたため方策が1つしか提示できませんでした。
終わった直後から、「あそこであぁすれば・・・」の連続でした。
帰りの電車の中では、人事に「資格要件のことを聞くときに、昇進試験の受け方も聞くように言うべきだった・・・」
「上司との関係について何か言うべきだった・・・」と後悔ばかりしました。
とにかく「相談者は何を言いたいんだろう」「ゆっくり話す」に注力しましたが、過剰なところもあったようです。
合格おめでとうございます。
そして、シェアありがとうございます。
「相談者の最後の言葉をスルーしてしまうことがある。」
失敗だった面も書かれていますが、まず大事なのは自分の傾向をつかんでいるということです。
日本語は文末で決まるので、大切なことが最後にくることが多いものです。
英語だと大事なのは最初ですが、日本語では最後です。
最後まで聞かないと、結論がわからないのが日本語ですよね。
そして自分の傾向をつかむというのが、なぜ大切なのか。
それは、自分のできないところを集中して気をつけることができるからです。
あれこれ気をつけるのは、なかなかむずかしいものです。
そして、もうひとつ大切なのは、
「相談者は何を言いたいんだろう」
これです。
相談者は何が言いたいのか。
日本語の文字面、聞こえてくる言葉、ではありません。それは、あたりまえです。
相談者は、相談したいことがあって、相談に来ています。
事前に送られたロールプレイケースを読んで、相談内容がわかったつもりになっていませんか?
ロールプレイケースは、事前情報です。
目の前にいる相談者が、何を言いたいのか。
キャリアコンサルタントの意識が、そこに向くのはあたりまえだと言いたいのですが、多くの方がこれが出来ていません。
熟練レベルのキャリアコンサルタントとして求められることが、できていないのです。
この方が合格できたのは、それが出来ているからではないでしょうか。
点数が、あまり伸びなかったということですが、それはまだまだ伸びしろがたくさんあるということです。
出来ることがたくさんあるので、これからが楽しみですね。
熟練レベルのキャリアコンサルタントとして、ご活躍を心から応援しています。
そして、これから受験する方は、後に続きましょう!