口頭試問での望ましい応え方
■ 口頭試問での望ましい応え方
2級キャリア・コンサルティング技能検定合格対策講座講師の橋谷です。
またご質問を元に、お答えしたいと思います。
昨日のご質問に似ているのですが、今日は違うポイントのお話をします。
今日のポイントは、「具体的に答える」
論述問題の方策でも似たような話をしているのですが、具体的に答えるということです。
たとえば、よく口頭試問で問われる質問に、「自分のよかった点、よくなかった点を答えなさい」というのがあります。
このときに、
自分のよかった点と、なぜよかった点だったのか。
自分のよくなかった点と、なぜよくなかった点だったのか。
を答えますよね。
よかった点は言えても、なぜそれがよかった点なのか。
よくなかった点は言えても、なぜそれがよくなかった点なのか。
具体的にいえますか?ということなのです。
もう少し言うと、自分のよくなかった点が、「相談者に一方的な質問ばかりを投げかけてしまった。」だとします。
そうしたら相談者が一方的な質問だと感じているのは、どの点か。答えに詰まっているからか、返事をしにくそうにしているのか、表情がだんだん暗くなっていったからなのか等々。
どこから相談者が一方的だと感じているのが分かるのか。
面談のどのあたり、もっと言うとどの質問やどの質問をしたときが一方的な質問だったのか。
が言えるかどうかです。
漠然と「今回の面談は質問が一方的になってしまってよくなかった。」では、わからないいうことです。
今日のポイント、わかりましたか?