学科試験と面接試験別に受けるか一緒に受けるか
■ 学科試験と面接試験別に受けるか一緒に受けるか
2級キャリア・コンサルティング技能士合格対策講座講師の橋谷です。
第12回前期試験の申し込みが始まりました。あなたはもう郵便局に行って送付手続きをしましたか?
もう受けることを決めている方は、すでに書類を郵送したことでしょう。
今回の試験は面接試験のみです。学科試験は年に一度12月に行われる後期試験のみです。
(特例講習での学科免除が終わったら、年に2回学科試験をやると思っていたのですが甘かったですね。)
それで。
今回面接試験だけ受けて12月に学科試験を受けるか、12月に学科試験と実技試験と両方受けるべきか迷っていらっしゃる方もいると思います。
これは必ずしも面接試験だけ先に受けたほうがいいとは限りません。
学科試験も面接試験も合格のためには試験対策の勉強をする必要がありますから、別々に受けたほうがそれぞれの対策に集中できるというメリットはあります。
(面接試験を先に受けて万が一落ちたら12月に学科試験と面接試験を一緒に受けようというのはダメです。受けるなら合格することを決めてしっかり対策をしましょう。落ちたらと考える時点で落ちるほうに意識がいっていますから。)
ただし、お仕事の状況やご家庭の事情などもあります。仕事の繁忙期もあります。忙しくなることがわかっていて試験対策が難しいようであれば、きちんと時間が取れる時期に試験を受けるというもの一つです。
それとは別にもう一つ。
過去に受検して点数が低かったことがわかっている場合、特に面接試験ですが受検日前に対策をしっかりと立てることができそうでしょうか。過去に受けた試験でここ最近は4つの評価項目ごとの評価が受検者に伝えられますよね。その評価基準がが60点に近ければいいのですが、ちょっと遠い項目が多い時には試験に合格するための面談を各評価項目ごとに見直してできるようにすることが必要で、それには時間がかかるため先の試験を受けることを決めて今から改善をすることが合格のためには必要な場合もあります。
そういった場合には今回の試験は見送り、先の試験を受けることにしてそれまでの間に時間をかけて徹底的に勉強するほうが、ただ受け続けるよりも合格への早道だというのが私の意見です。
学科試験と面接試験を一緒に受けるかどうかは、今の自分の置かれている状況、試験対策の時間との兼ね合いと、合格基準と今の自分がどのくらい差がありそうかで考えてみることを提案します。