相談者は初対面
■ 相談者は初対面
2級キャリア・コンサルティング技能士受検対策講師 橋谷です。
論述試験から約2週間、早くも明日から東京と大阪で面接試験が始まりますね。
今週末受験の方は、この週末は追い込みでしょうか。
事前に届いているロールプレイケースを読み込んだり知らないことは事前調査したりしているはずですが(していない方はやりましょう)、ここで気をつけた方がいいこともあります。
ロールプレイケースを読み込みすぎて暗記して、ついつい知っているものだと思って相談者に話しかけてしまうこともあります。相談者の方のお名前とか。確かに相談者役の人は名札をしているので見れば名前はわかります。わかります。が、初対面の方に始めて会って名前を知っているというのは、どういうシチュエーションでしょうか?
と考えると、知らない人の名前を知っているというのはどうでしょうか。
名前だけではありません。聞いてもいないのに子供がいるとか奥様の話とか、年齢とかどんな仕事をしているかとか、ついつい頭の中にはあるものだから口から出てしまうなんてことはありませんか?
こういう人は、要注意。ロールプレイケースの読み込み過ぎも良し悪しです。
初対面の方に会ってお話をお伺いするのだから、相手に尋ねる。
事前に自分でシチュエーションを作って説明するというのも一つではあります。事前に名前や職歴家族構成などをシートに書いて提出してもらっているとか。
それも悪くはないのですが、ごく単純にシンプルに、初めての方にお会いした時にはその方にお伺いするのが自然ですよね。
あなたは、いかがですか?