試験官の反応をつかむ
■ 試験官の反応をつかむ
2級キャリア・コンサルティング技能士合格対策講座講師の橋谷です。
合格の方、今回は残念ながら合格にならなかった方々からメールをいただいております。ありがとうございます。
頂いたメールの中で、いくつかご紹介させていただければと思います。
こちらは掲載許可をいただいた報告メールです。
この度、無事に2級キャリア・コンサルティング技能士、無事合格いたしました。
いろいろ、アドバイスいただいたことが参考になり、この結果となりました。
学科試験免除の最終回ということもあり、別の意味でプレッシャーがかかりましたが、
自身としては落ち着いて対処できたと思います。
また、何かお手伝いできることがあれば仰ってください。
私は現在、大学にて学生の就職サポートを行っております。
ちなみに昨年の結果ですが、
論述:45点 未達
面接:62点 所点未
てした。
今回は
論述:63点
面接:基本的態度75点、関係構築力80点、問題把握直80点、具体的展開力80点 合計78点でした。
論述はまさに自身が直面している学生の相談パターンでしたが、考えすぎて、慎重になりすぎて上手く、まとめられなくて回答に自信はありませんでした。
点数にも反映されているようにギリギリの通過です。
面接については手応えがあり、試験官の反応も良い感触を掴んでいたので終わった段階の自己評価は良かったです。
ですから比較的いい点数に繋がっているのかと思います。
やはり改めて感じたのは前回のメールにも記載しましたように、上手く面接を進めるということを考えるのではなく、「その人の抱えている問題って何なんだろう?」「このように理解しているけど私の認識って合ってる?」っていうことを心がけ、抱えている問題を解決していこうとする行動や姿勢が実技で評価されるのではないかと感じました。
今後はこの資格を活用してサポートを必要としている方々の為に活動できればと考えております。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
これは昨年は合格に至らず、今回合格された方から頂いたメールです。
合格おめでとうございます。
頂いたメールの中で、次に受験される方のためにポイントをお伝えしておくと昨年から今回で大きく点数を伸ばしていらっしゃいます。
そのポイントとしてあげられるのが、ひとつは面接の手ごたえを「自身がいいと思った」ではなく、「面接官の反応で良い感触をつかんだ」とあることです。試験の後の自己評価は大切ですが、その際に評価判断をする根拠として「自分がそう思った」のではなく、第三者である試験官の反応を客観的にとらえることができています。
これが、この試験で大切な自己の客観的評価につながっているわけですね。自己の客観的評価ができることがこの試験の大切なポイントです。
もう一つはそのあとの、「上手く面談を進めるということを考えるのではなく、抱えている問題を解決していこうとする行動や姿勢」です。
上手く面談を進めていこうというのは、意識がコンサルタントである自分に向いています。でも意識を向けるのは自分ではなく相手(相談者)ですよね。抱えている問題を解決していこうとする行動や姿勢は相手(相談者)のために行っていますから、意識は相手(相談者)に向いています。
ここも難しいのですが、ついつい意識は自分に向いてしまいがちですが、相手のために何ができるかが大切です。
こういうところをクリアされて、今回みごと合格を手にされました。
本当に、おめでとうございます!