スタート時点での違い
■ スタート時点での違い
2級キャリア・コンサルティング技能検定合格対策講座講師の橋谷です。
ぼーっとしている間にゴールデンウィークも、どんどん過ぎてしまっていますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
ワタシは、今日もキャリアカウンセリングに出かけてきました。転職相談が主なので、ゴールデンウィーク関係ありません。むしろ休みのときに転職活動を進めたい方のご相談で大変だったりもします。
本題に戻ります。
ワタシが、去年一年間いろんな方のアドバイスや指導をさせていただいた中で感じたことです。
面接の試験対策は、ケースが届いてからでは遅いということ。
以前はブログの過去記事を見ていただけるとわかると思いますが、最初は論述試験の対策をして、面接対策はケースが届いてからケース分析をするというのが主でした。
ところが、これでは面接対策が間に合わないと感じるようになって来ました。
特に、過去に不合格だった方。
どこか弱いポイントがあって、そのポイントを強化した上でケース分析をして面接対策に取り組む必要性を感じてきたのです。
実際に、前回の冬の試験での面接指導は、そのように行った方もいらっしゃいます。
これはなぜかなと考えてきたのですが、あるとき気がつきました。
スタートが違う。
産業カウンセラーを受けるためには、大半の方が養成講座に通いますが、あの養成講座に通いだすときには、今までの人生経験の差こそあれ、産業カウンセラーの実技試験に合格するための一定レベルに達するために、一からスタートします。これはCDAなど他の標準キャリアコンサルタント養成講座も同じだと思われます。
キャリア・コンサルティング技能士試験は、ある程度の実技経験があることを受験資格に要しています。その実技経験が各自バラバラなため、本来協議会が考える実技経験でのレベルと、実際のレベルにはばらつきがあるのではないか。その差が合格に達するレベルまでの差であって、その差は人によっては埋める努力をしないと、実技経験だけでは合格は難しいのではないかと考えるのです。
今日の話は、あくまでも自論ですが、遠からず正しい意見だと自分では思っています。
つまり自分の弱点を認めて、弱い部分を合格レベルまで持っていくトレーニングが必要な方もいると言うことです。